スターク訪問看護ステーション広報室です。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、スターク5周年記念ブログ第3弾です。2023年10月に開設5周年を迎えたスターク訪問看護ステーションで、これまで共に歩み続けているスタッフにインタビューを行いました!
今回は最終回の第3弾!大和ステーションのセラピスト2名にインタビューを行いましたので、是非最後までご覧ください!
広報担当(以降、広と表記):スターク訪問看護ステーションは2023年10月で5周年を迎えました!これまで長くご勤務を続けていく中で、スタークと共に歩んだ日々を振り返ってみて、職場環境の変化や体験したエピソードなどをお伺いしたいと思います!
広:まずは、お二人のこれまでの経験と訪問看護を志した理由を教えてください。
Aさん(以降Aと表記):大学病院6年、他訪看で9年間勤めました。そのあとスタークに入職しました。
A:大学病院では超急性期に勤めていました。在宅に帰っても大丈夫かな?と思ってしまう方が自宅退院してしまう状況を見ていくなかで、心配な気持ちが増えてきました。それなら私が在宅にいこうと思い、在宅への挑戦を決意しました。
Hさん:(以降Hと表記)最初は回復期の病院で働いていました。次に老健、その次の会社でデイサービス+少し訪問をしていて……実は、そこでAさんと同じ職場でした!
広:そうなんですね!スタークで再会とは運命的です!
H:そして後にスタークになる訪看に入社し、今に至ります。
H:前の職場はデイ中心だったので、訪問にしっかりと向き合いたいと思い訪問看護ステーションへの転職を決めました。
広:次にスタークのこれまでの歩みについて、お伺いしたいです。まずは職場環境について教えてください。5年間で人員数や研修環境の変化などがあったかと思いますがいかがですか?
H:最初はリハビリ職が1人でしたが、そのあと2名の仲間が増えて心強くなりました。ありがたいことにご利用者様も当初から比べてかなり増えました。ケアマネジャーの方や病院にスタークを認識していただけるようになったと思っています。
A:Hさんが基盤を作ってくれた所に入職できたと思っています。とても心強かったです。リハビリスタッフは安定して長く勤めています。ご利用者様にも安定してサービスを提供し続けることができたと感じています。
広:ご利用者様の新規獲得ということで、営業活動なども行ったと思いますが、選ばれた理由や秘訣などはありますか?
A&H:チラシですね!
広:毎月、医療機関向け・ケアマネジャー様向け・ご利用者様向けと発行されていますね!個人的にも毎月のチラシを見るのは楽しみです。チラシの発行は前から行っていた取り組みですか?
H:開設当初からやっていたと思います。どんどん質が高くなっていると思います。
広:毎月コンテンツも充実していて、大和のことを知れるよいチラシですね!
H:あと、選ばれてきた理由の一つとして、管理者のコミュニケーション能力ですかね。居宅支援事業所との関係性作りなどもすごいと思っていて、それもあってコンスタントに依頼をいただけているのかと思います。
A:以前、ケアマネジャー様向けにアンケートを取ったことがあります。スタークを選んだ理由を聞いてみたところ、ターミナルの方や生活保護の方などに対しても気兼ねなく受けてくれるという意見も多く、看護とリハビリセットで依頼ができるという点も選んだ理由に挙げていただきました。
広:チラシでの認知拡大、更に管理者のコミュニケーションが合わさって新規獲得まで繋がっているということですね。アンケートで看護とリハビリのセットで依頼ができるということが選ばれる理由になっているとのことでしたが、他職種同士の情報共有について気を付けていることはありますか?
H:基本的にみんなよくしゃべるので、カンファレンス以外でも雑談のような形で今日あったことを報告し合えるような関係性です。そういった面でも、連携がとれているのではないかと思います。
広:そういえば、席替えをしたとお伺いしましたが、そういった連携効果も見込んでいますか?
H:レイアウトも1度しっかり変えているんです。そのあと席替えをしました。定期的というより思い付き?かもしれません(笑)
A:前はリハビリ職の島・看護師の島という感じで分かれていました。それはそれでリハビリ職同士のコミュニケーションがとりやすかったのですが、今は看護師さんも混ざった座席です。席場所はくじ引きで決めているので、職種が重なることもありますが、職種が混同している方がコミュニケーションは取りやすい気がしています。
広:席が近いと、ふとした瞬間に話しかける機会になってよいですよね!
広:ステーションの雰囲気はどんな感じですか?
H:スタッフのお誕生日会や、季節のイベントもしているんです。例えば、鏡開きとか!
広:鏡開き!羨ましいです……!一人暮らしなので、そういったイベントには縁遠いので来年は是非呼んでください……!
A:何か理由をつけて、美味しいものを食べたりしています。テイクアウトしてお昼を食べるなど、ちょっとした楽しみをみんなで作って共有しているような感じですね。
広:良い取り組みですね!ご褒美というか、小さな目標があると頑張れますね!みんなで同じ楽しみを共有しているのはよいですね~
広:訪問看護の魅力についてお聞かせください。勤務している中で、何か印象的なエピソードはありましたか?
H:階数が3~4階のエレベーターのないお家に住んでいる車椅子レベルの方からのご依頼で、お家のお風呂に入れないから早くデイに行きたいけれど、階段昇降ができないということで、出来る限り早く階段の上り下りができるようにして欲しいというご依頼でした。ご本人様のお気持ちとしても、やりたいけど大変なのは嫌ということで……。やる気といったメンタル面は関係性を構築して頑張っていただいて、最終的にはデイに移行し、卒業となりました。ご家族様からも「お風呂に入れるようになってよかった」と言っていただけました。また、当時担当していただいたケアマネジャーの方から、1年たっても2年たっても「○○さんが喜んでデイに行っていますよ!」や「あの時はありがとうございました」という言葉を何回もかけていただいて、今までにない経験だったのでとても印象に残っています。
H:「出来る限り早く」ということが、自分の中ではプレッシャーでもありましたが、無事にご卒業していただけてよかったです。
広:相手のモチベーションによって成果への影響も大きいかと思います。関係性の構築はキーポイントになると思いますが、何か気を付けていることはありますか?
H:1回の訪問で1つはよいところを見つけてフィードバックを行っています。最初からウェルカムな方もいれば、1年たってもお気持ちがわからない方もいらっしゃいますね。
広:好意的な方ばかりではないかと思いますが、何か注意していることはありますか?
H:ご本人様に聞けないことは、ご家族様にやんわり聞いてみます。リハビリの後どうでしたか?と聞いてみてご家族様にご協力をいただきながら対応を変えていきます。
広:なるほど、ご家族様を通じてご利用者様のご様子を確認することも重要ですね。Aさんはどうですか?
A:呼吸器の疾患をお持ちの方で、在宅酸素療法を行っていた方でした。酸素をいずれ取りたいと希望がありましたが、肺の状態もよいとは言えず、精一杯やりながらも「良くなって酸素が外れるといいですよね」、とお声がけもしながら介入を続けていました。酸素はついたままでしたが、生活能力は向上したためリハビリを卒業されました。1~2年後に偶然散歩をしていたところに遭遇したんです。その時に酸素をつけていなくて、その時に少し立ち話をさせていただいて、「Aさんの指導のおかげだよ」と言っていただけてすごくうれしかったです。
A:私自身、酸素がとれると思っていなかったので、すごく驚きました。可能性をこちらで決めてはいけないんだなと感じたケースでした。
広:可能性を決めない、というのはすごく重要ですね。コミュニケーションの工夫はありますか?
A:ポジティブなフィードバックをします!必ず1つはするように心掛けていますね。
A:もし身体の状態で改善が見あたらず、ポジティブなフィードバックが難しい時にはお部屋の状態など他のことでもいいので何かしらをお伝えするようにしています。
広:なるほど!身体の状態に限らず何かしらでポジティブなフィードバックをしているんですね。
広:訪問看護のこういう部分がすきだと思うことはありますか?
A:病院ですと来ていただく側なので、本心を見せていただけないことや、ご家族との関係性とか、本来のお人柄が見えにくいと思っています。どうしても着飾っている姿を見ているように感じます。
在宅であれば、ご家族様との関係性も見えやすく、これまでどんな人生を送られてきたのかを感じられるところがよいと思います。
広:家から一歩出るとなると、誰しも本来の素の自分ではないのかもしれませんね。ですが、お部屋の飾り1つや植えてある植物1つに思い出があったり、人生の一部を感じ取れたりと在宅でしか見られない瞬間に出会えるのは、在宅ならではないかと思います。
広:Hさんはどうですか?
H:看護師・リハビリ・ご家族様と協力し合っているところですかね。リハビリ職とご利用者様だけではできないことも、チームワークがあるからこそできることがあると感じています。ご自身で自主トレができない人でも、看護師が介入した時に一緒にやってくれたりとか、ご家族の方が一緒にやっていただけたりと、日常に落とし込みやすいのかなと思います。「みんなでやっている」というのも魅力なのかなと思います。
広:ご家族の方も毎回病院でのリハビリに付き添えるわけではないと思いますが、お家であれば見る機会も多少違うのかもしれませんね。お家で一緒に自主トレをするということは、ご家族様とご利用者様とのコミュニケーションも増えるかと思うので、よい循環になるのではないかと感じました。
広:訪問看護のイメージはどんなイメージがありましたか?
A&H:自分でどう対処していいのか分からないときに、看護師さんにすぐに聞ける環境であるのは安心な要素で、すごく心強かったです。
広:訪問看護に向いている人はどんな人だと思いますか?
H:割り切れる人ですかね。どうしても叶えられない・無理な事とぶつかることもあります。病院だと退院して終わりになることが多いですが、在宅だと最期まで看取ることも多いです。そういったときに、やりたいこと・やりたかったことができないと自分が辛くなってしまうと思います。
A:割り切れる人というのはすごく納得しましたね。柔軟性みたいなものがあったほうがいいのかもしれません。病院だと医療職の集まりの中で働きますが、在宅だとケアマネジャー、ヘルパーなど様々な職種と関わりますし、いろんな人がいます。上手く柔軟に対応ができる方の方が長くやっていけるのではないかと思います。
広:なるほど、選択の幅がある訪問看護ならではの心の持ち方ですね。
広:これからの目標を教えていただけますか?
A:自分の身体を壊さずに続けていきたいですね
H:本当にそうですね。細く長く続けていきたいです!
H:少しずつでもレベルアップしていけるようにしたいです。知識でも技術でも、気持ちでも。
広:身体は資本ですから是非これからも健康に過ごしてください!素敵な目標をお聞かせいただきありがとうございます!
広:では、最後にこれから訪問看護に挑戦したい方へ一言お願いいたします!
A:仲間がいるから大丈夫です!
H:行くのは1人だけど1対1ではないので安心してください!
Hさん、Aさんありがとうございました!
今回は、スターク5周年ブログ第1弾として、スターク訪問看護ステーション大和にご勤務をされている理学療法士のお二人にインタビューを行いました!
和気あいあいとした和やかや雰囲気の中、私自身たのしくお話をお聞かせいただきました。改めて訪問看護に対する魅力や働き甲斐に触れることができました。
これまでも取材にご協力をいただきましたスタッフの皆様にも、この場をお借りしてお礼申し上げます。
本ブログを読み、「訪問看護に挑戦したい」、「訪問看護だからこそやりたいことがある!」という想いをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。 訪問看護があるからこそ叶えられる生活を、共に支えていきませんか?
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