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2024.04.26 小岩, 本社

スターク5周年記念ブログ!スタッフが語るスタークの歩み、訪問看護に従事してみての変化について聞いてみました!(小岩/NS編)

スターク訪問看護ステーション広報室です。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、2023年10月に開設5周年を迎えたスターク訪問看護ステーションで、これまで共に歩み続けていただいているスタッフにインタビューを行いました!
スタークの歩みやこれから目指していく姿などをご紹介いたします。

スターク5周年ブログは全3回の更新を予定しておりますので、是非ご覧ください!

目次

  1. 社員に突撃!これまでのスタークとこれからのスターク
  2. これから訪問看護に挑戦したい方へ一言
  3. まとめ

社員に突撃!これまでのスタークとこれからのスターク

今回は「スターク訪問看護ステーション小岩」で勤務をしている看護師のSさんにお話を伺いました!

広報室(以下、広と記載):スターク訪問看護ステーションは2023年10月で5周年を迎えました!これまで長くご勤務を続けていく中で、スタークと共に歩んだ日々を振り返ってみていかがですか?

Sさん(以下、Sと記載):そうですね、当時は事務所も違えばスタッフ数も随分少なかったです。看護師数人から辞めずにやってきました。そして、今の事務所に移って数年が経ち……ステーション人数はかなり増えてきましたね。

広:今ではスタークの中でも一番大きな事務所ですよね。

S:当時は看護師6人、セラピスト4~5人くらいだったので、かなり増えましたね。事務所の広さもかなり広くなったと思います。当時は4畳と8畳のスペースから始まったんです。手を伸ばせば誰かいるようなところから始まりました(笑)

広;今では信じられないですね!

現小岩ステーション・約20名のスタッフが勤務をしています!

S:当時の訪問スタイルは、スタッフみんなでご利用者様を回っている感じでしたね。全員がご利用者様を共有していました。今は「チーム制」をとっていて、数人で1人のご利用様を担当しています。なので、まったく知らないご利用者様も増えましたね……そういった意味では、人が増えた分、コミュニケーションは大変になったように思います。

広:人が増えると、どうしてもそういった課題は生まれてきますよね。

S:そうですね。色々とやり方も変化しています。ただ、セラピストと密に情報をやり取りして、ご利用者様を看ていこうという「スタンス」は変わらないかな。

広:なるほど、前々から小岩のコミュニケーションには方向性があったわけですね。

S:スターク(=会社)の方針としては大切にすべき精神であったり、重要視していきたいものがあったりしますが、小岩は特に「絶対に○○して」と言われて育っていないんです。

広:そうだったんですね、少し意外です。

S:各々がテーマに沿って、自分の看護観や考えを持って動いているように感じます。まあ、もちろん時々怒られることもあります(笑)

広:そんな時もありますよね(笑)

S:だから、これからの教育といった面では、これまで教え方などを決めてやってこなかった部分もあるので、深めていった方がよいのかもしれないと思っています。スタークは複数拠点がありますし、それぞれステーション規模も違うので何かと教育にも違いはあると思いますが……。

広:「小岩だと自分が持つ看護観を大切にして動いている」とのことですが、訪問看護が初めてという方にとっては、ある意味幅の広い捉え方が出来るため、「戸惑い」も生まれてしまいやすいのではないかと感じましたが、そのあたりのフォローに対して気を付けていることはありますか?

S:そうですね、その人が何に困っているのかを引き出すようにしています。私自身もそうでしたが、訪問していて「このやり方で大丈夫なのかな?」という不安はあります。当時の上司からは「駄目だよ」と言われることはあるけど、「いいよ」というフィードバックがなかったんですね(笑)これで大丈夫かな……と思うことはありましたが、続けていくうちに「これで大丈夫だったんだ」と気づけました。

広:間違えた道に進みそうになったら軌道修正されていたような感じですか?

S:そうですね、ご利用者様の捉え方だったり、接し方だったり。訪問看護をやっていく上で、よくないこともあったりするので。

広:確かに、ご利用者様の数だけ最適解というものがあるように思います。指定された内容を覚えていくというよりも、「ダメな事」を理解できているほうがいいのかもしれないですね!

S:看護師それぞれが色々な経験を持っています。私は「こう思う」と感じることがあっても、視点が変われば意見や考えが変わると思うんです。自分のやり方を押し付けるのではなく、担当者のやり方を尊重して、こういうやり方もあるよ、と「提案」をするのもいいと思います。そういう方法はお互いが持つ視点の良い所どりだと思うので、みんなで一人の方を看ているチーム制のメリットだと思います。今後もそういった点は活かしてていきたいですね。

S:今思い返しても、あんまりこうしてください!とは言われてないと思います。

広:すごく……なんというか逞しく育ちそうですね……(笑)

S:そうですね(笑)もちろん訪問看護自体が初めてという方もいます。その場合は病棟とは全く違うので、最初は戸惑われたり、悩まれたりすることもあると思います。

広:訪問看護を始めるハードルとして、一人で訪問するのが不安、オンコールが怖いというような意見もありますが、そのあたりはどうですか?

S:そこの不安はやりながら経験して、教えてもらいながらやっていけばいいと思うんです。ただ、「アセスメント能力」は必要だと思います。でも、困ったときにすぐに聞ける環境さえあれば大丈夫だと思いますよ。

広:スタークではチャットツールの導入やiPhoneの貸与があるので連絡の手段は様々ありますね!小岩の教育担当者は決まっていますか?

S:教育担当者の係がいます!ただ、毎日ずっと同行できるわけではないので、訪問しているスタッフに任せられます。訪問しているスタッフしかご利用者様のことが分からないので、「こういうところに注意してください」というようなことは、現任の担当者から引き継がれていくイメージです。そういうやり方じゃないとカバーが難しいですね。

広:なるほど……。カバーも含めてチーム制でやっていくようなイメージですかね。

ちなみにですが、Sさんのご経歴をお伺いできますか?

S:1つの病院で12年ほど勤務し、一瞬寄り道をしましたが、すぐに訪問看護に挑戦しました!

広:訪問看護のイメージはポジティブでしたか?

S:もちろんポジティブですよ!やりたかったですから!(笑)

広:それはそうですね!(笑)では、やりたいと思ったきっかけを教えてください!

S:病院で働いていたころは、患者さんと接する時間なんて5分もなかったんです。傍にいられず、お話することも難しいし……。その人の一部しか看られません。だけど、ご自宅だと「その人らしく」いられるんですよね。その人らしくいられることをサポートできる仕事があるなら魅力的だと思いましたね。

広:住み慣れたご自宅は、やっぱり安心できる場所ですよね。

広:訪問看護の魅力はどこにありますか?

S:ご利用者様と和気あいあいとお話できることじゃないですか?(笑)お年寄りが好きなんですが、この前、100歳間近のご利用者様の足の爪を切ったときに「大きくなって足の爪なんて初めて切ってもらった!」って喜んでいて(笑)思わずほっこりしましたね!その人の人生・生活していく上での医療面でのサポート役、専任看護師とは言わないですけど、それくらいの責任感を持って仕事をしています。

広:専任看護師!素敵ですね。訪問看護は孤独、責任が重いと悩む方も少なくないと思いますが、どうですか?

S:多分、訪問看護って1対1のイメージがあると思うんですが、それはステーションの体制によって異なると思います。一人のご利用者様に対して、1人のスタッフが全て責任を持って接する(訪問する)ステーションもあれば、小岩のように複数のスタッフで1人のご利用者様に向き合うステーションもあります。マンツーマンの場合は少し負担に感じることもあるかもしれないですね。小岩はみんなで相談しながら色々な視点で看ていくので、そこまでのプレッシャーはないですね。

広:体制によって異なるんですね!

S:私もマンツーだったら潰れていたかもしれないです(笑)

広:相談できる環境だったからこそ、ここまでやってこられたわけですね。

S:少し話がそれるかもしれませんが、私もそうですが病院から訪問看護にきた方だと、戸惑う部分はありますね。最初は、訪問看護では医療的なケアやターミナルを想像していましたが、担当するのはそれだけではありませんでした。小岩は精神の方も多いですし、私自身これまで精神なんて全くやってこなくて……。

広:これまで経験したことのない分野を受け持つこともあれば、ご自宅で会うということで環境的な違和感というか、違う感じ方をすることもありますね。

S:そこを理解して続けることで分かるもの、感じられるやりがいがあるので、続けていって欲しいですね。

広:小岩ステーションの雰囲気について教えて欲しいです!

S:よく喋るスタッフもいれば、黙々と仕事をこなすスタッフもいます。個々の個性が出ていていいですね!

広:そうですね(笑)

S:そういった談笑なんかもステーションの雰囲気を和らげるものだと思うので、いいと思います、仕事に支障が出ない程度であれば!小岩は、職種に問わず話しやすいと思います。協力してやるという体制がありますね。

広:これからの目標を教えてください!

S:目標なんてない!(笑)でも、この仕事を楽しく続けていきたいですね、身体を労わりながら(笑)あとは、後輩たちがしっかり育っていけるようにと願っています。

広:訪問看護に挑戦したい方に一言お願いします!

S:ご利用者様とゆっくり関わりたいという方は是非来て欲しいです。その人の人生にゆっくり関われるというのは、何にも代えられないですね。あと社会勉強にもなります。様々な環境で生きてきた人と巡り合えるので自分に成長にも繋がりますよ!

Sさん、ありがとうございました!

まとめ

今回は、スターク5周年ブログ第1弾として、スターク訪問看護ステーション小岩にご勤務をされている看護師さんにインタビューを行いました!
訪問看護に長く従事している看護師さんだからこその視点などもあり、ステーションの成長や歩みなどを知ることができました。

本ブログを読み、「訪問看護に挑戦したい」、「訪問看護だからこそやりたいことがある!」という想いをお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非お気軽にお問い合わせください。

訪問看護があるからこそ叶えられる生活を、共に支えていきませんか?

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