こんにちは!スターク訪問看護ステーション広報室です。
いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は5月12日の「看護の日」にちなみ、訪問看護師として働くスタッフへのインタビューを交えながら、訪問看護について知っていただけるような内容となっております。
前編では、看護の日の概要、看護師の働く場所、訪問看護についてご紹介いたします!
是非、最後までご覧ください!
・看護の日とは
・様々な場所で働く看護師
・訪問看護の役割
・スターク訪問看護ステーションの特徴や取り組み
毎年5月12日は「看護の日」です!5月12日の由来は、近代看護を築いたフローレンス・ナイチンゲールの誕生日にちなみ、5月12日に制定されました。1965年から、国際看護師協会は、この日を「国際看護師の日」に定めています。看護の日に合わせて「看護週間」も開催されており、2023年は5月7日~13日となっています。
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21世紀の高齢社会を支えていくためには、看護の心、ケアの心、助け合いの心を、私たち一人一人が分かち合うことが必要です。こうした心を、老若男女を問わずだれもが育むきっかけとなるよう、旧厚生省により、「看護の日」が1990年に制定されました。市民・有識者による「看護の日の制定を願う会」の運動が、きっかけでした。
(公益社団法人 日本看護協会より引用)
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看護師のお仕事は、傷病者などの療養上のお世話や診察の補助などが挙げられます。病院には医師やセラピスト、検査技師など様々な職種がありますが、「人を看る」という独自の視点を持つ職業であるのが“看護師”です。身体のことだけではなく、精神面での助けになったり、直接お礼を言われたり、担当している患者さんの退院を喜ぶ機会があったりとあらゆる場面でやりがいを感じた経験を持つ看護師の方も多いのではないでしょうか。
「看護師」という職業は、様々な場所で私たちの生活に関わっています。すぐに思い浮かび、身近に感じるのは病院やクリニックなどで働いている看護師さんだと思います。入院中などのお世話や、病院などを受診した際に処置を受けたりしたことがあるということから「病院」という場をよくイメージされがちです。ですが、病院やクリニックなどの医療機関以外でも活躍する看護師さんも多くいます!看護師資格を活かして働いていける場所の一例をご紹介いたします!
看護師さんが働いている場所▼
・病棟(大学/一般/クリニックなど)
・介護保険施設(特別養護老人ホーム/介護療養型医療施設など)
・訪問看護
・保健所
・教員職
・一般企業の産業看護師
・保育園
・治験コーディネーター
・医療機器メーカー
・献血センター
・トラベルナース
・フライトナース
・ツアーナース など
ドラマなどで有名なフライトナースなどをはじめ、これからの在宅医療を担う訪問看護師、一般企業の産業看護師など病院に限らず様々な場所で働くことができるのです。魅力の多い看護師という職業ですが、働く場所によって得られる知識ややりがい、求められる経験などは異なっています。
例えば、フライトナースであれば、ドクターヘリに乗り込みフライトクルーやパイロット、救急隊と連携しながら迅速で的確な処置が求められます。事前に情報が得られる場合もあれば、少ない情報の中現場に向かうこともあるフライトナース。現場でのリーダーシップや看護技術、冷静な判断力が必要です。専門的な知識や高い技術、資格を持つプロフェッショナルな看護師といえますが、責任の重さも大きく、悔しい思いをすることも多いです。診療や処置の介助だけではなく、医師が円滑に治療をできるようサポートを行いつつ、患者さんや家族への声かけなど精神的ケアでも重要な役割を果たしているのです。
さて、看護師という職が、様々な場所で活躍できること・就業場所によって得られる知識や経験に違いがあるということはご理解いただけたかと思います。
それでは、「訪問看護」で働くとはどんな仕事を行い、どのような経験・やりがいがあるのかということをご紹介いたします!
訪問看護は、ご利用者様の自宅にお伺いし、医師の訪問看護指示書に沿って医療処置や健康管理などを行います。具体的な仕事内容としては、・健康状態のチェック・褥瘡予防のケア・栄養管理や体位変換のサポート・ターミナルケア・医療機器の管理などがあります。
訪問看護の特徴としては、看護師がご利用者様のご自宅へ伺い、必要な処置などを行うことですが、病院など設備面は大きく異なり、機器の不足や物品の不足を感じることもあります。しかし、ご利用者様にとっては、ご自宅で過ごすことができるからこそ、リラックスして生活を続けることができるのです。変化する病状や体調をご本人やご家族のみで向き合うのはとても不安です。そこで、看護師が専門的な視点を持ち、根拠を示しながらご利用者様やご家族様へ説明をすることで不安が減り、より充実した生活へ導くことができます。
訪問看護と聞くと、「孤独」「恐い」「責任が重い」というネガティブなイメージを持ってしまう方もいらっしゃると思います。ですが、ご利用者様のご自宅に伺うからこそ、事前の準備をしっかりと行っており、緊急性のある場面に突然直面することは少ないです。
病院とは違い“治療をゴール”としているのではなく、「生活を支える」という目線を持ちますので、ドラマのような“劇的”な出来事が起こるわけではありません。ドラマチックな毎日ではないかもしれませんが、「訪問看護」があるからこそ叶えられる“人生の質”の向上には、大きなやりがいが生まれるのではないでしょうか。
訪問看護師は「生活を看る」ことが重要であると考えています。「生活」というのは、個人だけではなく個人に関わる家族や趣味、食べ物の好みなど多岐に渡ります。生きるということは生活をしているということです。睡眠、排せつなど生理的な事のほか、食事、入浴、談笑や趣味など「その人らしい」コミュニケーションや楽しみがあります。そのひとつひとつが生活の一部であり、かけがえのないものなのです。
病院での看護は、病院という場所であるからこそ守らなければならないルールがあります。それは、決して悪いものではなく、働くスタッフと患者さんの双方を守るために必要な規則です。しかし、ルールによって生活の一部を制限しなければならないことがどうしても起きてしまうと思います。人生により近いケアができるのは「在宅」という場であり、安心できる・住み慣れている自宅だからこそ精神的な活力や生きがいが生まれやすいのではないでしょうか。 また、これからの在宅医療を支えるうえで、訪問看護師という職は重要な役割を果たしていきます。
是非、訪問看護だからこそ叶えられる生活を共に支えていきましょう!
スターク訪問看護ステーションでは、訪問看護未経験の方でも安心して業務を行えるように「研修」と「フォロー体制」を充実させています!
研修制度としては、「新任研修」「現任研修」「事業所研修」「必須研修」「外部研修」の5つです。新任研修は、入社1日目からご参加いただく研修で、4日間かけて訪問看護の基礎的な知識や考え方を身に着ける研修となっています!入社してすぐに配属となるわけではなく、まずは研修を受けていただき、必要な知識や考え方を得てから配属となります。また、配属後1か月と3か月が経過した時には、本部のスタッフとの面談の機会を設けています。この面談は、本部に所属する経験豊富なスタッフによるもので、様々な拠点との関わりがある本部スタッフだからこその多角的な視点でアドバイスを得られるものです。初めてで心配な気持ちや様々な視点でアドバイスを貰いたいという想いに寄り添うスタークならではの体制です!
今回は、「看護の日」にちなんで訪問看護師についてご紹介を行いました!これからの在宅医療の中核を担う「訪問看護」のお仕事について理解を深めていただけますと嬉しいです。
訪問看護という仕事だからこそ、ご利用者様に関わる様々な職種との連携で培うことができるコミュニケーションの向上や、1人ひとりに寄り添う看護を検討する経験を積むことができます。また、ご利用者様の人生を深く知ることで人としても成長する機会があり、病院とは違う在宅ならではの魅力があるのです。
スターク訪問看護ステーションでは、一緒に働く仲間を募集中です!
スターク訪問看護ステーションでは、初めて訪問看護に挑戦するという方にも安心な「充実した研修制度」や「振り返り面談などのサポート体制」があります!実際に、スタークで働く看護師さんの62%は未経験でご入社しているので安心です♪
認定看護師の資格を持つ方もスターク全体で5名も在籍しています。他にも様々な資格や知識、経験を持つ先輩看護師たちがいますので、心配しすぎず「私らしさ」を持って訪問看護の世界に飛び込んできてください!
日々様々な場所で命を守ってくださる看護師のみなさん、いつもありがとうございます!
次回、スターク訪問看護ステーションで働く看護師へインタビューを行いましたので、その様子をご紹介いたします!こちらも是非ご覧ください!
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