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スターク訪問看護ステーション広報室です。
当ブログでは訪問看護のお仕事にご興味のある初心者・未経験の方へ、実際に働いてみないと求人募集だけでは分からない仕事内容や仕事への想いなどを、訪問看護を初心者から挑戦している当社社員の成長記録をリアルドキュメンタリーとしてお伝えし、みなさまの訪問看護という仕事に対しての疑問や不安を「私も挑戦してみたい!」という想いになるお手伝いができるようお届けしてまいりました。
今回はスターク訪問看護ステーションで初心者から挑戦し続けた木村さんの、成長の1年を振り返ります。
訪問看護ステーションでの勤務で様々な経験を重ねることで仕事上の変化はもちろん、メンタル面でも様々な変化の様子をお伝えいたします。
木村さんは病院勤務を経て、地域のデイサービスや有料老人ホームでアルバイトの経験の後、初心者としてスターク訪問看護ステーションへ入社しました。
元々興味があったことと、自身の成長への向上心から訪問看護ステーションでの仕事に飛び込みましたが、はじめは当然不安な気持ちが大きく感じられました。
想いだけではどうにもならないことや、働いていく上で壁にぶつかってしまうことも当然あります。
そんな時に木村さんには支えてくれる家族や同僚・上司がいました。
「頑張ろう!」が形になって訪問看護ステーションで働く上での成長へと繋がっていけた秘訣は、スターク訪問看護ステーションの職場環境がとても大きいと感じた1年でした。
それでは季節ごとの成長の記録を振り返ってみましょう。
入社後、5日間で受講した座学では看護師・理学療法士・営業担当等のスターク訪問看護ステーションで働く様々な業種の方から講義を受けることが出来ました。
しかし、訪問看護の仕事をこなす上ではあらゆる面での知識や経験が必要だと身に染みて感じることの出来た研修期間でした。
最初のご利用者様への訪問は、緊張が前面に出てしまいご利用者様を不安な気持ちにさせてしまったと後悔したこともありました。
おうちへ入る時の靴の置き方は?挨拶は?名刺の渡し方合ってるかな・・?会話はどうしよう?
と尽きることのない不安や失敗への怖いという思いからの緊張感で押しつぶされそうになりました。
しかし、そんな時に支えてくれたのが一緒に同行してくれた先輩でした。
先輩もはじめは訪問看護の初心者だったよ、とフォローしていただき徐々に落ち着いて仕事と向き合うことで精一杯な春でした。
少しずつ訪問看護の仕事内容にも慣れた様子を感じられるようになった夏には、新たなスキルアップに挑戦していました。
ローテーションでたくさんのご利用者様とふれあう中で、自分がご利用者様の生活に介入することで、少しでもこれまでの生活より良くなったと感じてもらえることや、笑顔を見る機会が増えたと感じる経験が増えてきたことで
「もっと成長したい!」
と感じられる心の余裕を持てるようになりました。
さらに、この成長への意欲をステーション内でバックアップしてもらえることで成長し、それを活かす仕事内容も徐々に増えてきたことも影響していました。
とにかく目の前の仕事を必死にこなしていた春とは違い、ご利用者様とのコミュニケーションを楽しみながらも、介入へ活かすコツも掴んできた様子が見えはじめていました。
秋からは訪問看護ステーションではじめての【オンコール】に初挑戦することになりました。
自宅での待機時間は初めこそソワソワしてしまい、コールが来たら落ち着いて対応出来るのか・・。
と不安に感じることもありましたが、事前に先輩のアドバイスを受けたり経験談を聞いて心の準備が出来ていたこともあり、病院や老人ホームでは経験のない仕事内容でしたが、成長真っ只中の木村さんにとっては
「緊張もあるけれど、新たな経験は少しの不安よりも大きな向上心を持って挑戦したいと思います。」
と一皮むけたと感じられる心構えで向き合うことが出来ていた様子でした。
日々の訪問看護ステーションでの仕事は、病棟勤務に比べてより幅広く豊富な知識と対応力が必要だと実感したのもこの時期でした。
病院では用意されたお薬や福祉用具で患者様の処置を行っていました。
訪問看護ではご利用者様ごとにお薬や栄養剤・軟膏や湿布でも全く同じとは限らず、自然に触れる知識や経験できることの量が増えてきました。
これらは看護師としての仕事上のスキルアップ、知識の幅が広がるための経験となって積み重なり、様々な業務をこなすことで成長が実感出来る充実した日々となっていました。
スターク訪問看護ステーションで多くの経験を積んできた木村さんですが、さらなる成長を目指そうと思える経験があった冬となりました。
サービス担当者会議への初めての参加は、木村さんにとって訪問看護ステーションで働くことの意味と大切さ、楽しさを改めて強く感じられる大事なターニングポイントになったのかもしれません。
ご利用者様への介入前に、自分を含めてどんな人たちが関わって生活に携わっていくのか。
人柄や状況を踏まえた上で、このチーム一丸となってご利用者様をサポートするビジョンを予め連携を取っておくことで、ご提案出来る幅の広がりを感じることの出来た充実の会議内容でした。
この会議に参加することで、これまであまり積極的に意見を出すことに自信がなかった木村さんのココロにも変化がありました。
「私もチームの一員として、もっと自分からの目線で感じることをご利用者様の生活に活かしたい!」
とこれまで以上に仕事に対する責任感を自覚するキッカケとなりました。
訪問看護ステーションとご利用者様との関わりの深さや強さを、感覚として捉える実感に繋がっていたようです。
「自分の意見をしっかり活かすためには、もっと勉強して知識を増やすこと、自分の強みを出せるようにひとつひとつの経験を大事にして成長したい」
そう話す木村さんからは、入社したての1年前の不安な気持ちは全く感じない自信と希望に満ちた笑顔が溢れていました。
スターク訪問看護ステーションで経験した1年は、初めてで溢れていました。
病院では経験出来なかったことや、実際に経験してみると話を聞いていたイメージとは、ひと味もふた味も違った体験や想いを感じることもたくさんありました。
それまでの経験を活かして出来ていたことは、この1年の経験を通してさらにレベルアップをすることが出来ていると感じられます。
もちろん、まだまだ未熟だと感じることもたくさんありますが、関わることの出来たご利用者様や頼もしい先輩・上司の方のおかげで自分が目指したいビジョンや目標を見据えるキッカケも作ってもらえたように感じます。
訪問看護ステーションでの経験は看護師としての成長だけでなく、人としても成長出来たと思います!と自信を持つことが出来ている様子は、1年前と比べるとキラキラと眩しく感じられました。
まだまだ大変なことも待っていると思いますが、この1年の成長の歩みを振り返ってみても今後もきっと笑顔でご利用者様と接しながらスキルアップして成長する姿が目に浮かびますね。
これまでの成長を見守ってくださった皆様ありがとうございます。
当ブログが、訪問看護ステーションでの仕事に挑戦したい!けれど一歩がなかなか踏み出せない・・という方の不安な気持ちのクッションに、飛び出すためのトランポリンとなっていれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
これからも私たちは地域のみなさまへ訪問看護・訪問リハビリ・居宅介護支援を通じて様々な支援に励みながら、スタッフ一同成長し続けていきます。