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2021.09.02 本社

訪問看護ステーションとクリニックの両方を経験して私が感じた事

こんにちは、スターク訪問看護ステーション広報室です。
当ブログでは実際にスターク訪問看護ステーションで勤務するスタッフへの取材を通して、少しでもこのお仕事にご興味を持っていただければという思いでお届けしています。

訪問看護ステーションとクリニックのどちらも経験して私が感じた事

訪問看護ステーションとクリニックのどちらも経験

今回はさいたま北ステーションで5月から勤務している嶋崎さんへ取材をしました。
嶋崎さんはクリニックでの勤務経験語学留学をした経歴を持っています。
さまざまな経験を積んできた彼女がスターク訪問看護ステーションを選び、さらにスキルアップをしながら奮闘している様子をお伝えいたします。

スキルアップのために挑戦の毎日

嶋崎さんは学生時代にハンドボールに励んでいました。
ハンドボールは接触プレーの多い球技のため、怪我をしてしまう事も少なくなかったそうです。
怪我をして参加できない友人の姿を見ているうちに
怪我や体のことで困っている人に何か出来るような仕事に就きたい
と思った事が理学療法士を目指すキッカケになったそうです。
そうして大学へ進学し、自身の目標へ勉強に取り組んでいたそうです。

仲間への想いが訪問看護を目指すきっかけに
仲間への想いが訪問看護を目指すキッカケに

理学療法士としてのクリニックでの仕事内容

大学卒業後は整形外科のクリニックで勤めていました。
このクリニックでは外来・訪問と通所での理学療法と介護も医療も行なっていました。
ここでは全ての分野に関わる業務に就くという方針だったそうです。
嶋崎さんは2年目までは外来の仕事を、3年目からは訪問での業務に就いていたそうです。

外来での理学療法士の仕事は、ドクターが診察やレントゲンによる診断をし、それに基づいた指示による理学療法の業務でした。
基本的には整形外科ですので、怪我の回復へのアプローチのみの対応を行っていたそうです。

語学留学でさらにスキルアップ

語学留学でスキルアップ

嶋崎さんは日々の勉強で論文や文献を読むにあたって、もっと語学力を身につけることがさらなるスキルアップに繋がると考えていました。
さらに学生時代に影響を受けた先生からも語学の大切さを教わっていたこともあり、カナダへの語学留学を決めたそうです。
1年の留学期間の間には接客業でのアルバイトもしていたそうで、ここでのコミュニケーションは後々の訪問での理学療法士としての仕事にも、とても活きた経験だったそうです。
一旦日本に戻り同じクリニックで1年アルバイトをし、さらに語学を学ぶために今度はニュージーランドへ留学をしました。

2度の語学留学での学びは、医療の現場に携わる者としてさらに知識を深めていくために強みと自信になる経験となりました。
ひとつの分野をしっかりと自分のモノにするまで学ぶ姿勢には自身の成長・スキルアップへの強い思いを感じます。

スキルアップを目指して2度の語学留学へ
スキルアップのために2度の語学留学へ

訪問看護ステーションを選んだ理由

日本に帰国後は理学療法士として在宅の分野で仕事に就きたいと考えたそうです。
これはクリニックの時の経験からきたもので、同じ理学療法でも訪問で行うものと通所で行うものとの違いを肌で感じていた島崎さんは、よりご利用者様の生活に寄り添って支えていける訪問の方の仕事をしたいという思いがあったからだそうです。
しかしクリニックの時は訪問でも時間の制限があったり、訪問以外の他の分野に就いたりということもあり、訪問だけに集中して業務に就く期間が少ないと感じていたそうです。

なので今度は訪問ステーションで勤務し、訪問での療法をしっかりと学びながら頑張ってみたいという思いで求人募集を探していました。

私がスターク訪問看護ステーションに惹かれたところ

たくさんある訪問看護ステーションの中で嶋崎さんがスターク訪問看護ステーションを選んだ理由は募集内容からも見えてくる職場環境の雰囲気の良さでした。
休暇制度や勤務時間、フレックスタイム制を設けていることなどから、他のステーションよりも自分の時間も大切にしながら仕事と向き合っていける環境を作りやすそうだと感じたそうです。
語学の勉強にも励みスキルアップに時間を惜しまない嶋崎さんにとって、プライベートな時間をしっかり持てる職場というのは重要な条件のひとつでした。

実際に入社してみての感想は、イメージよりさらに職場環境は良くて安心したそうですよ。
 

プライベートの充実が訪問看護初心者の余裕に繋がる

訪問看護ステーションとクリニックの違いは?
 

入社して数ヶ月が経った嶋崎さんが感じる、訪問看護ステーションとクリニックでのそれぞれの仕事内容や考え方、感じ方などについて聞きました。

入社後はじめに感じた違いは研修の座学で、経営や営業について教わったことだそうです。
理学療法士としてこれまでにはそういった学びの経験はなく、できるかな?と少し不安に感じたようです。
スターク訪問看護ステーションではスタッフひとりひとりがご利用者様と真摯に向き合い、コミニュケーションを大切にしていくことが営業に繋がるという考え方なので、頑張ろう!と思いに変わりました。

【初心者さん必見?】同じに見えてもここが違う

同じ訪問看護でも働く環境でこんなに違う!

実際に事業所に配属され、業務に就いていく中で同じ訪問でのリハビリでも違いはたくさんありました。

クリニックでの訪問リハビリでは、退院直後の方や活動的な方が多く、リハビリ内容の主軸として機能回復に重点を置くことが多かったそうです。
一方、訪問看護でのリハビリでは「最期を迎えること」に向き合っている方や自分で目標を持てない方、家族がリハビリを希望している方も多く、ご利用者様の目標を一緒に見つけたり、不安を解消したりするための時間をより長く必要としています。
ご利用者様やご家族の方、ケアマネジャーさんとのコミュニケーションを取りながら、より生活に寄り添い時間をかけてご利用者様との関係を築いていくことが重要であると感じているとの事でした。


さらに、この違いからくる経験を通して理学療法士として深く仕事内容を深く理解しスキルアップしたいという思いに繋がったそうです。
例えばご利用者様とのコミニュケーションの中で生活の中での悩みを聞いているうちに、もっと自分にできることはないかという思いが芽生え、これまで学んでいないことへの知識欲が向上したそうです。
さらに、もっと精神的なケアもしていきたいという思いも強くなり立ち振る舞いや細かな対応への気遣いも意識を強く持つ事が出来るようになったそうです。

仕事内容も職場環境も訪問看護ステーションが私はおすすめです!

仕事内容も職場環境も訪問看護ステーションが私はおすすめ

整形外科クリニックでの外来などの経験に加え、語学留学を経験した嶋崎さんですが、いまの訪問看護ステーションでの仕事について率直な気持ちを聞きました。

どちらがいいかは人によって変わると思いますが、私は訪問看護ステーションでの仕事内容の方が自分の目指す理学療法士に近づけるのかなと思います。
訪問看護ステーションでの理学療法士の仕事は、ご利用者様とゆっくり関わっていけることによって自分自身が学んで行くべきことや必要な経験なども見つめ合って考えることができるところがメリットだと思います。
スターク訪問看護ステーションは、悩みがあれば先輩に相談がしやすい環境であることと、ご利用者様ひとりに対して担当スタッフだけが見る、ということはなくステーションみんなでひとりひとりのご利用者様に向き合っていける職場です。
看護師さんや私たち理学療法士、すべてのスタッフがたとえ直接関わっていないご利用者様でも知識の共有や仲間へのアドバイスなどをすることで力になれば、とみんなが思っていると実感できます。
これまでの経験があったからこそ、私はスターク訪問看護ステーションでもっと頑張りたいと思っています。

スターク訪問看護ステーションでもっと頑張りたい


まとめ

嶋崎さんだけの多彩な経験があるからこそ、いまの訪問看護ステーションでの仕事内容や思いに繋がっているんですね。
スターク訪問看護ステーションは訪問看護が未経験な方や、これまで違う分野での職場で働いていた方でもその方にしかない大切な経験も活かせる職場環境作りを目指しています。
知らないことがあってこわい、興味はあるけど分からないことだらけでやっていけるか自信がない・・そんな方にとってこのブログが少しでも後押しになれれば幸いです。

スターク訪問看護ステーションでは訪問看護・訪問介護・居宅介護支援等のサービスを通してスタッフ一丸となって地域の方々へさまざまなご支援をしています。
一緒に頑張ってみたい!と思っていただけた方はぜひ一度お問い合わせください。