事業ビジョン

健全な経営を基盤に訪問看護事業所の大規模化を図る

我が国においては少子高齢化がさらに進むことが予測されており、社会保障費抑制の観点からも医療及び介護の効率的な運用が急務とされています。そして2025年完成に向けた「地域包括ケアシステムの構築」が各地で急速に進められています。このなかで訪問看護においては、医療専門職として、特に、疾病や障害を抱える状況および終末期の状況にあるすべての人々に対して、個々人が住み慣れた場所で最期まで豊かに住み続けることを支える役割や期待がますます高まっております。
訪問看護制度が創設された1992年以降の20余年間、厚生労働省の訪問看護の発展に向けた支援策として、介護報酬および診療報酬におけるプラス改定等が行われました。その結果、近年の訪問看護事業所数は順調に増加し、2018年には10,000ヵ所を超えました。 しかし、まだまだ訪問看護の需要は増え続けており、患者さんの希望に添えているとは言えない状況であります。

訪問看護事業の現状について

  • 訪問看護の利用者ニーズの増加、多様化、複雑化と小児、ガン、神経難病、精神科疾患、医療処置を必要とする利用者の増加
  • 訪問看護事業所規模が小さいとどうしても業務は非効率となり、スタッフ一人ひとりの負担が大きく24時間対応ができてない
  • 訪問看護に従事する人材が現状では極めて不足

上記3点の問題を踏まえ、高まるニーズに応えていくためには訪問看護事業所の大規模化と健全な経営が必要であると私たちは考えております。

私たちスタークが目指すもの

スターク訪問看護ステーションでは、地域包括ケアにおいて高品質なサービスを提供するために、看護、介護、リハビリサービスを中心とした多面的な連携がカギとなることから、各拠点において訪問看護ステーションとケアプランセンターを併設するとともにICT(情報通信技術)を活用した多職種連携を目指してまいります。
今後も大都市圏を中心に順次サービスを拡充してまいりますので、共に働ける仲間を心よりお待ちしております。